アトピー性皮膚炎について

幸いうちの子はそんなにひどいアトピーではありません。
耳切れ、ひざの裏、腿の内側、ひじの内側、指に湿疹が出来ます。
乳児湿疹が一時期ひどく、顔が真っ赤でしたが、それも大きくなるにつれてよくなりました。
今は顔はツルツルきれいです。


2歳ごろ、急に指がごわごわになってきて、最初は指しゃぶりでかぶれたのかと思っていました。
そのうち指しゃぶりをする指よりも、しないほうの親指のほうがひどくなってきたので、あれ?と思い皮膚科に行きました。
あっさりとステロイドを処方されて(キンダベート)、他の軽いカサカサにももう少し強いステロイドが出されました。
ステロイド、強いものから弱いものへと替えていって、最後には使わなくて良くなるよといわれて、まあ、少々不安もありましたがお医者さんがいうことだしと使っていました。
ところが、強いステロイドで症状が治まったので弱いのに移行すると、またもや湿疹が出てくる・・・。なかなかやめることができませんでした。
不安に思い、その当時に行っていた小児科で相談すると、なぜか別のステロイドを出されました。まあ、これが小児科を替えるきっかけになったのですが。


現在行っている新しい小児科では漢方による体質改善を行っています。
効果はステロイドのように劇的ではありませんが、2ヶ月漢方薬桂枝加黄耆湯)を飲み続けて指の湿疹は殆どなくなりました。
飲み薬と一緒に亜鉛華軟膏という非ステロイド剤の軟膏も出してもらいました。
これが、アトピーだけでなくあせもなどに劇的に効きました。
炎症を起こしている皮膚の再生を助けるらしく、悪い部分は茶色くなって日焼けのあとのようにポロポロとはがれていきました。


ただ、ひどい耳切れなどにはあまり効果がなく、その部分だけはプロトピック軟膏を塗ることになりました。
この薬は適量を守らないと怖い*1ので、使い方をすごく詳しく教えてもらいました。
2日ほどで殆ど耳切れもほとんど良くなり、後は亜鉛華軟膏で済みました。


4ヶ月続けていますが、この治療法で、たまに腿の内側に湿疹ができる程度の症状に治まっています。

*1:ステロイドとどっちが怖いんだろう