■
推理小説
- 作者: 秦建日子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: 文庫
- クリック: 41回
- この商品を含むブログ (182件) を見る
あきらかに最初から犯人が怪しかったのだが、「推理小説のラストで犯人は嘘をつかない」というルールに基づいて読んでいたので、最後まで犯人を確定できずに読んでいた。
犯人の視点で、「自分はやってません」という風な感じで書かれると、簡単にだまされるなあと思った。
続編が出てるらしいので、読んでみようと思う。
サウス・バウンド
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/06/30
- メディア: 単行本
- クリック: 32回
- この商品を含むブログ (231件) を見る
国に支配される事が嫌いで、役所や警察ともめにもめるのだが、このお父さんは間違っていないところが面白かった。
税金も年金も納めないが、その代わりに国に頼ろうという気はまるでなく、最後の方とか潔かった。
しかも子供に自分の生き方を押し付けず、お前は自分の信じる道を行けと言い放つ。
行き過ぎてるが格好良かった。